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防水工事には、大きく分けると4種類の種類があります。
この種類の中に、さらにそれぞれの特徴を持つ防水工法があります。
おおよその価格や、寿命をご紹介します。ただし、広さや状況により工事費用が異なります。
防水工法 | 耐用年数 | 価格 |
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ウレタン防水通気緩衝工法 | 13~15年程度 (5~10年毎にメンテナンスが必要) | 5,500~6,500円 |
ウレタン防水密着工法 | 2~5年程度 (5~8年毎にメンテナンスが必要) | 4,500~5,500円 |
塩ビシート防水機械固定法 | 15年~20年程度 (15年以上メンテナンスフリー) | 5,500~7,500円 |
塩ビシート防水 密着工法 | 10年~15年程度 (10年以上メンテナンスフリー) | 4,000~5,000円 |
ゴムシート防水 | 10年~15年程度 (5~8年毎にメンテナンスが必要) | 4,000~5,000円 |
改質アスファルト シート防水 | 15年~20年程度 (5~8年毎にメンテナンスが必要) | 4,500~7,000円 |
FRP防水 | 10~15年程度 (6~7年毎にメンテナンスが必要) | 5,000~7,000円 |
防水工法別にメリット・デメリットをまとめました。
防水工法 | メリット | デメリット |
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ウレタン通気緩衝工法 | ・補修が容易で、下地形状が複雑な部分にも対応可能 ・継ぎ目のない均一な仕上がりになる ・通気緩衝シートが、ふくれを防止し、下地の挙動を緩衝または、優れた耐久性を発揮 ・防水層が軽量で建築物に負担をかけない | ・コストが少し高い ・乾燥期間が各工程で必要なため工期が掛かる ・定期的(5~10年毎に)にトップコートをする必要がある |
ウレタン防水密着工法 | ・コストが安い ・防水層が軽量で建築物に負担をかけない ・複雑な部位への使用が可能 | ・乾燥期間が各工程で必要なため工期が掛かる ・塗膜の均一性が難しい。 ※均一になるようにメッシュシート(ガラス繊維)で補強する工法する場合有 ・定期的(5~8年毎に)にトップコートをする必要がある |
塩ビシート機械的固定工法 | ・既存防水層がどんな防水層だったとしても上から被せられる ・撤去作業・残材処理・新規の下地作りや雨養生などのコストを低減できる(被せ工法の場合) ・雨などの気候に影響されず施工が出来るので工期短縮が可能 | ・ゴムシートより高価 ・施工している間は、振動と騒音が発生する ・複雑な形状には採用しにくい |
塩ビシート接着工法 | ・ゴムシート防水に比べ優れた耐久性がある ・施工しやすく、軽量 ・燃えにくい性質 | ・ゴムシートより高価 ・複雑な形状には採用しにくい |
ゴムシート接着工法 | ・コストが安価 ・伸縮性も高く耐候性にも優れる ・工事期間が短い | ・複雑な形状には採用しにくい ・塩ビシートより耐候性が劣る ・施工者による精度のバラツキが生じる |
改質アスファルト防水 トーチ工法 | ・既存のアスファルト防水の上にかぶせることができる ・溶かして接着するので、防水性は冷工法より高い | ・アスファルトが溶けたときの匂いがする ・火を使うため室外機などがあると、工事できなかったり、できても、焦げたり溶けたり、燃え移ったりと危険 ・定期的(5~8年毎に)にトップコートをする必要がある |
改質アスファルト防水 冷工法(ガムクールなど) | ・施工性が早く工期が短くなる ・火を使わずに、剥離紙をはがして接着するので、アスファルトが溶けたときの匂いがしない ・火を使用しないため室外機などが設置されていても、焦げたり溶けたりしない※1 | ・単価が高い ・剥離紙をはがして接着するので、溶かした時よりも、密着度が低い ・定期的(5~8年毎に)にトップコートをする必要がある |
改質アスファルト防水 BANKS工法 | ・積層工法による高い水密性・信頼性 ・臭いと煙のない作業環境がクリーンで安全 ・寿命年数が長期 ※20年~ほど ・小型の工具で施工可能となったため、コスト・工期共に軽減 | ・取扱いできる業者が少ない ・定期的(5~8年毎に)にトップコートをする必要がある |
FRP防水 | ・強度が大きく軽量、耐水性、耐熱性、耐久性に優れる ・均一な厚みで施工可能 ・すぐに乾くので工程が短い ・トップコートのバリエーションが豊富 | ・コストが高い ・臭いが出る ・湿気や化学反応で硬化するため外気温に左右され易い |